僕がナンパをしようと思ったのは、自分の日々の充実のためです。
最近よく、なんだか毎日がつまらないなあと思っていたんですが、ナンパをすることによってそのつまらない毎日を少しでも明るく楽しいものにしようと思い立ったんですよ。
やっぱり、女の子と遊びたいですしね。
毎日仕事ばかりしていてはいろいろなものが溜まるんですよ。
性欲とか寂しさとか性欲とか。
だからそれを一気に解消できるナンパをしようということなんですね。
僕は思い立ったときの勢いをそのままに夜の街へと繰り出しました。
僕がナンパをするときに気をつけたことは、雰囲気づくりです。
場の雰囲気とか二人の間にある雰囲気というよりは、自分自身の雰囲気ですね。
自信あるんだぜという雰囲気を表情にまとわせることによってナンパの成功率を上げようとしました。
こちらが不安がっているとそれが相手に伝わってしまい、舐められてしまいますからね。
視線が気になりますが、そこはもうぐっとこらえました。
笑顔は絶やさずに自信満々に女の子に話しかけ続けました。
二人くらいは失敗したのですが、三人目でなんとヒット!
僕の話のネタに興味を持ってくれたらしくて、笑顔で「もっと聞かせてください」と言ってきたんですよ。
その笑顔が可愛くて可愛くてもうここで死んでもいいかなと思いましたね。
それで僕たちはもっと話をするべく居酒屋の個室に入りました。
柏市でこんなにいい出会いがあるとは・・・出会いに感謝です。
居酒屋に入って盛り上がったのは先ほどの会話の続きです。
そのとき僕がしていた話というのが、ロードバイクではない普通の自転車で日本を縦断しようとしていたけど半分くらいで断念したという話でした。
こういうばかばかしい話のネタの方が興味をもってくれやすいようですね。
ものすごく興味津々で話をきいてくれたので、気持ちよく話すことができました。
そうやってひとしきり話し終わったら、なんだかんだでいい雰囲気になってきたんですよ。
酔ったそのままのテンションでホテルに入り、ハイテンションセックスをしました。
二人で笑いながらも、バカなことをしながらもいちゃいちゃとセックスするのはとても気持ち良かったですよ。
まるで彼女とセックスをしているかのような感覚でした。
そしてなんと・・・その子と今付き合っています。
出会いがナンパの一夜限りのセックスでもいいじゃないですか!
結果、一夜限りではなくなりましたけど。