僕は1年ほど前にナンパをはじめたばかりの初心者でしたが、今では初心者とは言わなくてもいいくらいに実績があります。最初はいろいろなナンパ師とかが書いているブログとかを読んでノウハウを学ぶばかりの日々でしたが、結局のところ数多くの経験を積み重ねていくことで、徐々に自分なりのノウハウがわかってくるんじゃないかと思って、とにかくナンパスポットと呼ばれるような場所に足を運ぶようになりました。家は橿原市にあるのでナンパするのもその界隈です。とはいえ、所詮は新人ですから声かけしてもスルーされる確率が99パーセントでした。頑張って優しい感じの笑顔を見せたり、タメ語で話しかけるなどの鉄則は守っていたのですが、まったくダメでした。
でも、そういう場所に立って周りのナンパ師の姿に目を向けていると、彼らは自分の話ではなく、相手のことを聞き出すという姿勢でナンパしていることに気づいたのです。僕の場合、自分が終電を逃したとか飲みたい気分とか、とにかく自分のことばかり話していたんですが、ナンパで成功している人たちは自分のことはまったく話さずに相手に対して「おなか空いてるでしょ」などと言葉を向けていたのです。女性も自分のことを聞かれると答えたくなってしまうので、思わず返事をして、そこで足を止めてナンパ成功というパターンを多く見たのです。
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また、その場ではノリが悪いと判断するとすぐさま電話番号をゲットするためのクロージングに切り替えていたのも見ものでした。本当に鮮やかな流れでこちらが惚れ惚れしてしまうほどでした。そういうのを近くで見たことによって僕のほうはこれまで持っていた鉄則を捨てることができて、そういう人たちの真似をはじめるようになりました。さらに目標設定もきちんとおこなうようにしました。それまでは、なんとなく相手が見つかるまでダラダラとナンパするという感じでしたが、きちんとゴールを決めることにしたんです。たとえばナンパ開始から30分後には相手をゲットするとか、街中を歩いている美人がいれば「今日は彼女を絶対に落とすまで諦めない」とか、具体的な目標を作るようにしたんです。
これは自分に対するノルマでもあるんですが、そのおかげで今まで以上にやる気も出て、実際に結果も出るようになりました。そのため、今もこのようなノルマ設定はきちんとおこなっています。また、とりあえずは飲み屋に誘って、その個室で距離を縮めてキスまで持ち込むという流れも自分の中で決めています。だからこそ、最初に連れ込む飲み屋も決めています。飲み屋を出てからホテルに連れ込むための流れに持っていくパターンもありますが、やはり外に出た段階で女の子の気持ちも現実に戻ります。だから、そこで口説いてもタクシーに乗られてしまったり、家に帰られてしまうことが多いんです。
そのため、外に出るまでにキスをして、もうホテルに行くしかないという状況を作ってしまうんです。飲み屋を出た時点ですでにホテルに行くことが決まっているわけですから、街中でいくら現実的な光景を見たところで関係ありません。そういうふうにして今のところ連戦連勝の状態なので、今後もうまく行くと思っています。こういう面から考えても、最初に入る飲み屋は本当に重要です。僕の場合には3軒ほど行きつけを作っています。タイミングによっては満席で入れないということもあるんですが、ナンパして連れ込んだ女の子と順番待ちの椅子に座るなんて雰囲気を壊すだけですし、その時間の間に女の子が帰ると言い出す可能性が高いので、そんなことはできません。
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だから、数軒のお店を常にキープしています。それぞれの営業時間とか定休日も頭の中に入れていますし、出してくれる料理とか酒のバリエーションも頭に叩き込んでいます。相手の好みの料理とかお酒が出てこないと、これまた雰囲気に大きく影響しますので、そういう細部にもこだわっています。正直、飲み屋はホテルよりも大切です。ホテルはそこに入った時点でエッチすることがすでに決まっているので、どんな場所でもいいわけですが、飲み屋はホテルに連れ込めるかどうかを決める場所ですから、このお店選びはしっかりとおこなっておいたほうがいいと思います。オシャレなだけじゃなくて、お店の中の明るさとか雰囲気とか個室の広さとかも含めて、グルメサイトとかで吟味した上で、ベストなお店を選んでゴールインに持ち込んでください。