前々から知り合いのナンパ談義を聞いていたこともあって、興味はあったものの勇気が持てずに実践できずにいたんですが、やっと勇気を振り絞って人生初体験となるナンパデビューを果たしました。偉そうに言えるような立場ではないんですが、これからデビューしようとしている人に少しでも役に立ててもらえればと思っています。さすがに初体験ということで、かなりのプレッシャーを感じ、緊張に包まれていたのですが、終わってみれば「こんなものか」というのが正直な感想です。知り合いは「ナンパは勢いで押すしかないのでハイテンションがベスト」と言っていましたが、初心者である自分はそんなことはできずに、普通に話しかけるようなテンションが精一杯でした。
主戦場としたのは我が地元である柏市です。もう少し都心部に行けば、もっとハイレベルな女性もいたでしょうし、もしかしたらもっと早く成功していたのかもしれませんが、やはりそこまでの勇気はなかったのです。都内には仕事や遊びでよく行きますし、そこで女性に声かけしている男性陣を目にすることもありますが、あそこまでの勇気はないです。それにライバルがたくさんいますし、明らかにライバルに負けてしまっている気がするので、都内は最初から諦めていました。そんなわけで地元で勝負したわけですが、初めての体験ですから当然ながら断られてばかりでした。失敗して当然という気持ちで挑んでいたので、くじけませんでしたが、さすがに10人以上の女性に無視されると、自分がよほど魅力のない男なのかと思えてきて、意気消沈しましたが、それでもなんとか頑張りました。
そのため、結果的には30名以上に声をかけて、やっとのことで立ち止まってもらうことができたような状況です。どうせ失敗するだろうと思って声をかけたのは、清楚な黒髪ロングの女性でしたが、立ち止まってくれたときには本当に嬉しかったです。少し機嫌悪そうな声で返事をしながら立ち止まってくれたんですが、最初は何かのキャッチセールスか何かだと思ったようです。でも、こちらが「遊びに行きませんか」と言うと、やっとナンパだと気づいてくれたんですが、こちらの態度がどうにもナンパするようには見えなかったようで、その女性は鼻で笑ったんです。これじゃダメかなと思ったんですが、どうもその女性の中では僕の態度がおかしくて、可愛く見えたようです。そのため、まるで同情するかのような感じで話を聞いてくれました。聞けば、その女性はとても若く見えたのですが、実際は32歳で人妻とのことでした。
最初にとんでもない相手に声をかけてしまったなと思ったんですが、喋っていたら予想外に反応が良くて、こちらが質問すれば何でも答えてくれる感じでした。その時点で「これはイケるかもしれない」と思って、このあとのプランを脳内でシミュレーションしていたのですが、結果的に彼女は家に帰って食事の準備をしないといけないということで、その場ではLINEのIDだけ教え合って終わりでした。収穫としてはそれだけでしたが、連絡先をゲットしたことで勇気づけられ、その後もたくさんの女性に声をかけました。結果的にはその後は無視されてばかりで終わってしまったのですが、連絡先を聞いた人妻さんとは今もやり取りが続いていて、そろそろ会えそうな感じになってきています。
駅前で話しているときは、そこまで男性との出会いに前のめりという感じではなかったのですが、LINEでのやりとりの中では旦那さんとの性生活とかまでぶっちゃけてくれて、おそらく浮気願望がある様子なんです。そのため、もしもうまく会えればエッチまでたどりつけそうな気がしています。相手は人妻なので、注意しながら前に進めていかないといけませんが、うまくいけば最高の時間を過ごせそうです。初心者だからこそ、ビギナーズラックのようなものなのかもしれませんが、それにしたって収穫はあったわけですから、これは成功と言ってもいいはずです。そして、素晴らしい出会いがあっただけではなく、ナンパ体験を通して自分に自信が持てるようになった気もします。たくさんの女性に声をかけて、無視されたこともたくさんありましたが、頑張れば報われるということがわかりました。それに、自分のような慣れていない人間でも止まってくれる女性がいて、そこから発展する可能性もあるんだとわかって、これから先の人生がとても楽しくなってきたのです。